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「茶摘(ちゃつ)み」 (曲・詞/不詳)
一、
夏も近づく八十八夜、
野にも山にも若葉が茂る。
「あれに見えるは茶摘じゃないか。
あかねだすきに菅(すげ)の笠。」
二、
日和(ひより)つづきの今日此頃(このごろ)を、
心のどかに摘みつつ歌う。
「摘めよ摘め摘め摘まねばならぬ。
摘まにゃ日本の茶にならぬ。」
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